今日は2ヵ月(もうすぐ3ヵ月)のNちゃんが来てくれました。
左の向き癖があり頭の形が気になるとのこと。
Nちゃんを床に寝かせて正面に座ると
しっかりと顔を見て笑ってくれます
手足はバタバタ良く動かします。
追視遊びでは
左側へはスムーズに追視できますが
右側は視線が外れてしまい追視できる範囲が
左に比べかなり少ない。
うつぶせでは真下を向いたまま泣いてしまう
頭はあがらず顔の向きは変えられない。
まるい寝床に寝かせてみたら
どんな感じかな
上から吊るしたメリーさんを眺めながらお話をしてみたり
左手を前に伸ばしてじーっと見つめる(ハンドリガード)
左手を舐める
などして、
長い時間一人で楽しんでくれました
平らな床の上とまるい寝床。
体の動きが違います。
Nちゃんのように向き癖のある赤ちゃんは
右か左か半分の世界しか知らないということがあります。
頭の変形が気になるところですが、
一番の問題は
重心がずれていることで左右差ができること。
なので、
まずは、Nちゃんが楽しめるように
楽に動けるように
環境を整えてあげます。
まるい寝床で遊ばせたり
足裏を合わせて持ち上げてあげることで
手と口をつけて遊びやすくなります。
そこでNちゃんが
「こっちにもおもしろい世界があったんだ」
「こっちにもおててがあったんだ」
「首を回したらいろいろ見える」
「もっとオモチャが見たい」
なんて思ってくれたらいいですね
そうすると
きっと平らな床に寝かされても
「もっともっと~」という思いから
ドンドン動けるようになっていきます。
最終的には
平らな床でもゴロゴロしながら楽しく過ごせるようになってほしい
そのためには
●楽しい世界や自分の体を知ってもらうために環境を整えてあげる
※でも、環境を整えるだけではダメ(たとえばバウンサーに入れっぱなしとか)
●平らなところで重力に抗しておもいきり体を動かすことも経験させる
遊び方はいろいろあるのがいいですね
Nちゃん&ママ&おばあちゃん
今日はお越しいただきありがとうございました。
抱っこや寝かせ方、遊び方の工夫により
改善できることがたくさんあります。
うつぶせは怖がってしまうので
ママの胸の上で大丈夫
Nちゃんの好きなことから
少しずつ取り組んでみましょう